鍼灸日誌
平成26年2月13日
◎熱中症に、サプリメントメーカー、オリヒロのグルコサミンが有効です。脳がフワッとし、意識も朦朧とし始めたら、
危険信号です。脳内の熱が下がらず、ニューロンの機能が衰え始めた時です。こういう時、グルコサミンを飲むと、脳の
気が下がり、足が地に着く感覚に戻ります。他のメーカーのものを、いろいろ試しましたが、オリヒロ以外のグルコサミンでは
こういう感覚は起こりません。成分を調べると、ドロマイトという鉱物が含まれていて、これは、カルシウム、マグネシウム
含み、サプリメントに使われています。 これが、熱中症に有効なのか? あくまで、鍼灸師の直感です。東洋医学には
補、と 寫 という概念があります。補は、不足している正気を補う、 寫は、余っている邪気を降し、排出する、ということです。
気という面から見ると、ドロマイトは、脳内の邪気を寫する効果が、明らかにあります。熱で働きのにぶったニューロンを復活させます。
ドロマイトのカルシウムとマグノシウムの含有比率が、2:1 という理想的なことによるものなのかもしれません。
この寫ということから考えると、キチンキトサンもそういう効果が期待できるはずです。体内の老廃物や毒素を排出させる
効果の大きいキトサンにも、寫の力があります。試したいところです。